四神そろり展示室へ - キトラ壁画15日から公開
2010年5月13日 奈良新聞
![]() 展示ケースに収められるキトラ古墳の壁画「朱雀」=12日、明日香村奥山の飛鳥資料館 |
文化庁は12日、明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)の石室からはぎ取った四神壁画を同村奥山の奈良文化財研究所飛鳥資料館に運び入れた。15日から6月13日まで、同資料館で一般公開する。 四神のうち「朱雀」と「青竜」は、村内にある仮修理施設から、運送会社の美術品専門員がトラックで輸送。「白虎」と「玄武」は同資料館で保管されていた。 展示室には湿度60%を保つ特製の展示用ケース(1.5メートル四方、高さ約1.1メートル)が四つ並べられ、壁画が1点ずつ慎重に収められた。 はぎ取り後、状態が安定した壁画を平成18年から順次公開してきたが、初めて四神がそろう。初公開は、同19年にはぎ取った朱雀で、漆喰(しっくい)を徐々に乾燥させながら裏面の清掃や強化などが行われてきた。 同館の加藤真二・学芸室長は「長い時間と多くの人々の苦労を経て、ようやくここまできた。四神がそろう展示をぜひ見に来てほしい」と話していた。 午前9時~午後5時30分。15日以降は入館料大人500円、高校生・大学生300円。31日休館。問い合わせは電話050(7105)5355。 |
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