キトラ壁画、陶板で再現 - 奈文研飛鳥資料館特別展で公開
2010年4月16日 奈良新聞
![]() 質感までも再現されたキトラ古墳壁画の複製陶板=15日、明日香村飛鳥の奈良文化財研究所飛鳥資料館 |
文化庁は、明日香村阿部山の特別史跡・キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)で、四神や天文図が描かれた壁画を陶板で複製した。16日から、同村飛鳥の奈良文化財研究所飛鳥資料館で始まる春期特別展示「キトラ古墳壁画四神」で初公開する。 高精細デジタル画像などをもとに、大塚オーミ陶業(大阪市)が約6カ月かけ、壁画をはぎ取る以前の石室の姿を制作。凹凸などを加工した陶板素材に壁画を転写し、焼き上げており、細い線やひび、泥なども手作業で再現した。総事業費は5000万円。 壁面と天井、床の計6枚を組み立てると実物大の石室(高さ約1.1メートル、幅約1メートル、奥行き約2.4メートル)になり、人が通り抜けても耐えられる強度があるという。 文化庁は「発見時の壁画の状況や石室の大きさなどを実感してもらいたい」とし、今展後の展示、活用方法も検討している。 |
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