祭祀遺構復元、古代ロマン体感を - 赤土山古墳の整備事業完成【天理】
2010年4月15日 奈良新聞
![]() 復元された家形埴輪祭祀遺構=14日、天理市櫟本町の赤土山古墳 |
アサガオ形や家形などの埴輪(はにわ)が多数出土した古墳時代前期の大型前方後円墳・赤土山古墳(天理市櫟本町)で整備事業が完成し、14日、一般公開が始まった。 同古墳は4世紀後半の築造と推定。周辺を本拠地とした古代豪族・和邇(わに)氏の有力者の墓とされる。 平成4年に国史跡に指定。同7年から天理市が約1万1500平方メートルの整備事業を進めてきた。現存長106.5メートルの墳丘は現状保存され、周囲に園路や6基の説明板を設置。発掘調査で出土した後円部造り出しの家形埴輪祭祀(さいし)遺構などを復元し、築造当初の姿を見ることができる。 同日、古墳現地でオープニング式典が開かれ、市や市議会の関係者、地元住民ら約50人が出席。福井常夫副市長が「貴重な古墳に親しみ、歴史の息吹を感じてもらえるよう多くの市民に見学してもらいたい」とする南佳策市長のメッセージを代読した。 |
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