2010年4月3日 奈良新聞
奈良市のJR奈良駅前ホテルの建設失敗に伴う産廃問題は、新たな疑惑が噴き出したまま継続され、疑惑隠しに誰が必死なのかが見えてきた。
とくに民主党系政治家が浮き彫りになってきた。かつて業者の口からも、同党国会議員との親密ぶりは聞かされてきたし、建設計画のなかで果たしてきた役割も承知している。
しかも、「にわか作り」の会社に、政治生命を懸けるほど肩入れした藤原昭前市長の不可解な対応をみれば、どんな“密約”があったのかと思う。
そして利権政治を批判した仲川元庸市長の、業者擁護の姿勢は市民への裏切りだ。たしか民主推薦で当選している。藤原前市長も、改選する民主党参院議員の選挙参謀的立場で動いている。
市議に至っては、疑惑を承知しながら、解明しないとの立場だ。業者と絡みあった糸をほぐしていくしかない。税金の無駄遣いはさせてはならない。
昭和55年の本日付で、初めて本欄を執筆してから満30年。共に泣き、共に怒ってきた。おかしな政治家を奈良から一掃せねば、暮らしも良くならない。満30年に決意を新たにしている。(治)
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