2010年4月1日 奈良新聞
きょう1日付で行われる県教委の人事が発表された。在校生や保護者、OBにとっても気になる教員異動。名簿の掲載は毎年、高い関心を呼ぶ。
恩師の名前を見付け退職を惜しんだり、新天地での活躍を祈ったり。また中には指導力に定評のある先生の異動が注目を集める場面もありそうだ。
教科指導や学校運営、課外活動で特色ある取り組みを続けてきた先生。特に文化クラブや運動クラブは顧問が変わると活動に大きな影響が出ることもあり、送る学校と迎える学校で一喜一憂。
当の本人も意外な思いを抱いているケースがあるかもしれない。ただ人事異動は教員に限らず組織を活性化し個人の能力を高める良い機会になる。
先日発表された小学校の教科書検定では内容が大幅に増加、学力向上を目指し、ゆとり教育から方向転換する結果となったが、子どもを育てる最大の力は教科書ではなく教員にあるのは明白。
教員異動に対する関心の高さは、そんな期待の現れに違いない。間もなく新学期もスタートする。先生方は異動の有無にかかわらず高い意欲をもって教育に臨んでほしい。(松)
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