2010年3月14日 奈良新聞
きのうJR奈良駅で桜井線の高架切り替えが行われ、平成14年度に着工した同駅付近連続立体交差事業も、いよいよ完成への最終工程に入った。
交通渋滞の原因となる踏切を解消、線路で分断されていた町並みを一体化することで新たな発展を促進し、併せて奈良市の玄関口を整備する事業。
約500億円を投じた大型プロジェクトだ。一方では早くも次の目標となる中央新幹線の奈良駅建設で地元負担額が話題に上っているが、まずはJR奈良駅整備の効果を確かなものにしたい。
同事業では、並行して進むはずだった駅周辺整備が景気悪化で計画変更を強いられてきた。ただ、だから事業効果も目減りしたでは済まされない。
また周辺の土地利用で、効果どころか何やら怪しげな動きが出ていることに市民は注目している。県都の顔となる駅前整備をめぐって、利権をあさる動きがあるなら、何より地域の恥となる。
平城遷都1300年に合わせて誕生する新駅。とは言え周辺の街づくりは長期的な取り組みになる。最後まで手を抜かず継続して新しい駅の効果、価値を高めていきたい。(松)
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