奈良時代から絶やさず - 根本香水【お水取り】
2010年3月12日 奈良新聞
![]() 「二月堂根本香水」と書かれた木箱を手に練行衆に従う仲間=11日、奈良市雑司町の東大寺 |
二月堂の須弥壇下には、清浄な香水(こうずい)を入れた五つの壺が置かれている。うち一つは根本香水と呼ばれ、奈良時代から枯れることなく注ぎ足されてきた。練行衆にしか与えられず、11日午後、堂内で注ぎ分けの作業があった。 練行衆はそれぞれ香水瓶を用意しており、世話役の仲間(ちゅうげん)や童子(どうじ)に持たせて上堂。大きさ、形はまちまちだが、「二月堂根本香水」と書かれた木箱でそれと分かる。 日没(にちもつ)の法要が終わった後、堂司の上司永照さんが1人1人の瓶に根本香水を注いだ。 無事行を終えた練行衆は、自坊の法要などで使うほか、病人に分け与えることもあるという。 |
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