2010年3月12日 奈良新聞
奈良市の佐保川堤で河津桜のピンクの花の間から、小鳥が数羽飛び出してきた。ウグイスに思えたが、鳴き声を聞けなかった。体毛は抹茶の色を少し暗くしたようなのでメジロかもしれない。
春告げ鳥のウグイスに劣らず、メジロも梅などの花の蜜が大好物。早春から活発に行動するそうだ。寒い雨の日が続いたが、日中の最高気温はこれから14度以上の日が多いらしい。お水取りの行も今夜が「大たいまつ」で本番を迎える。
友人から採れたてのタケノコをもらった。そのまま、肉や新ジャガと一緒に煮物を作った。
初物らしく包丁を入れると、小気味よいほどに、すんなり切れる。香りは肉やジャガイモに消されてしまったが、苦味はまったくなく歯ごたえも軟らかい。
歳時記ではタケノコは夏の季語で4~5月が最盛期というから、よほど早いのかもしれない。今までは、もう少し硬いタケノコばかり食べていたから、ちょっとよかった。
早朝、猫の額ほどの小さな庭の沈丁花(じんちょうげ)の香りが心もち強くなったようだ。巡り来る春の季節が少し早回しで来ているのかもしれない。(水)
記事の詳細は本紙をご覧下さい ⇒ 【 奈良新聞を購読する 】

















