被告に懲役5年6月 - 強制わいせつ奈良地裁判決【裁判員裁判】
2010年3月11日 奈良新聞
奈良市で昨年7~8月の間に4件起きた性犯罪で、強制わいせつ致傷罪など四つの罪に問われた奈良市東木辻町の内装業猪岡隆志被告(48)に対する裁判員裁判の判決公判が10日、奈良地裁であり、石川恭司裁判長は「スリル感を味わうために犯行に及んだのであって、くむべき点はない」と懲役5年6月(求刑・同6年)の実刑判決を言い渡した。判決後、女性裁判員の1人は「これまでの性犯罪の判決は軽いと感じていた。同じ女性として、被害者の代弁ができたと思う」と話した。
県内2例目となった裁判員裁判。集団強姦致傷罪を審理した県内1例目の裁判員裁判に続いて、裁判員らは2例目も性犯罪を裁くこととなったが、猪岡被告に対して、おおむね検察側の求刑に近い懲役年数の実刑判決が宣告された。
判決によると、猪岡被告は昨年7~8月の間、奈良市内の路上などで、いずれも1人で夜道を歩いて帰宅していた女性計4人を尾行。屋外駐車場やマンションのエレベーターなどに押し倒し、下半身を触った。女性1人は軽傷を負…
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