2010年3月3日 奈良新聞
2月最後の日は日曜日。のんびりしようかと、偶然にテレビをつけたら、どの放送局をつけても大津波情報一色。緊張しながらの一日となってしまった。
本県はその心配はなかったが、もし災害に対する緊急情報が出ても、テレビやラジオをつけていなかったら、何も知らないまま夜を迎えていたかもしれない。そう考えると、常にニュースに接しておく必要性をあらためて感じさせられた。
緊急情報を知らない人たちにとっては、最後は市町村の広報車や放送による広報、地元の自治会による連絡などが力を発揮する。地域の横のつながりが被害を少なくしていく。
だが、最近は自治会に入る人が減っている。いざという時には、地域の助け合いが肝要であることは、過去の幾多の被災地の状況報道で知っているはずなのに…。
巨大地震が西日本で発生することは以前から指摘されている。備えあれば憂いなし。せめて1の時に持ち出すもの、家族の集合場所など事前に決めておきたいものだ。
今回、予想以上に避難した人が少なかったという。災害に対する危機感が薄れてはいまいか。(恵)
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