劣化文化財、データ復元 - 写真技術や画像処理
2010年3月1日 奈良新聞
京都府精華町光台のベンチャー企業、文化財復元センター(大隈剛由代表)が、特殊な写真撮影技術やパソコンによる画像処理を駆使し、経年劣化で痛んだ、歴史的価値の高い板絵や掛け軸などをデジタルデータで復元する作業に取り組んでいる。高い技術水準に注目が集まり、観光資源の掘り起しなど、多方面での復元技術の活用が期待されている。
大隈代表は約30年以上プロカメラマンとして活動。その傍ら、パソコンでのデジタル画像編集も手がけていた。
約10年前、親交のあった神社の板戸に描かれた鳳凰の図柄のデジタル復元に挑戦。完成後の反響から手ごたえを掴み、画像編集を本格化しようと、平成16年に同センターを立ち上げた。
これまでに手がけた作品は100点を超え、復元率は8割近くに上る。昨年からは文化財が数多く残る奈良、京都での活動に力を入れ…
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