仲麻呂専制期に改造か - 中枢部外側、宮殿状の倉庫群【平城宮跡東院地区】
2010年2月17日 奈良新聞
![]() 礎石下の地固めに敷いたとみられる石が残る仲麻呂専制期の建物跡=16日、奈良市佐紀町 |
天皇や皇太子の宮殿が置かれた奈良市の平城宮跡東院地区で、倉庫とみられる建物群や通路跡が見つかり、奈良文化財研究所が16日、発表した。中枢部の外側だが、藤原仲麻呂(706―764年)が専制政治を行った時期には宮殿状に大改造されていた。当時の政治背景をうかがわせる資料となりそうだ。 奈良時代を通じて6時期の変遷があり、仲麻呂の専制期に重なる遺構が初めて確認された。 主殿や脇殿を意識した建物配置で、柱を全面に立てる総柱建物でもなかったことから、宮殿的な施設と判断した。礎石を伴った可能性があり、地固めに敷いたとみられる石も残っていた。… |
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