2010年2月13日 奈良新聞
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反の罪で起訴された元私設秘書の石川知裕衆院議員が、11日に離党届を提出した。
届を受理した小沢幹事長は「本人の決断」を再三強調していたが、目に見えない力が働いたと考えるのは、うがちすぎか。
それにしてもこれだけ世間を騒がせ、起訴までされた議員が単なる離党で「決着」というのは、世間の目からは奇異に見える。議員辞職して、やりなおすという選択肢はなかったのか。
与党内でも、社民党から自発的な辞職を求める声もあるようで、寄り合い所帯の政権だけに、このまま幕引きとなるのかどうか展開が注目される。
鳩山首相や小沢氏をめぐっては億単位の話が飛び交い、庶民はうんざりしている。日々の食いぶちを稼ぐため、汗水流して働いているのに、右から左へ巨額の金が動く政治に対する不信感は高まるばかりだ。
積もりに積もった「政治不信」という雪が、なかなか解けない日本。かたや雪不足の中、日本時間のきょう13日「バンクーバー五輪」が開幕する。(恵)
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