2010年2月12日 奈良新聞
最近は街の灯りが明る過ぎるせいで、夜空に天の川を見るのは難しいが、逆に人工の光を優しさに変えて、地上に天の川を描く試みが始まった。
名付けてしあわせ回廊なら瑠璃絵。奈良市の春日大社と東大寺、興福寺をつなぐ幻想的な光の道。夜間特別拝観と併せて古都へと人々をいざなう。
観光客が減少する冬の目玉事業として、また夜のイベントで宿泊客の増加に結び付く期待も込めて開催。近代的な発光ダイオードの光と荘厳な古社寺が織りなす新しい風景を楽しんでほしい。
年明けとともに開幕した平城遷都1300年祭。4月下旬の第1次大極殿完成まで、主会場不在の変則状態が続くが、各種の行事は今も目白押し。
秘宝、秘仏の特別公開や地域の特色を生かした催しなど。すっかり人気者になったマスコットキャラクター「せんとくん」を先頭に、それぞれが主体的な取り組みで県全体を盛り上げていく。
はじまりの奈良。悠久の歴史とともに現代に生きる活力と魅力を創造、発信していくパワーを演出したい。ちなみに瑠璃絵は開催期間が短いので、お見逃しのないように。(松)
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