「指示 逆らえなかった」 - 「肝臓もうかる」と元理事長【山本病院】
2010年2月9日 奈良新聞
![]() 顔を隠して車に向かう山本文夫容疑者=8日午前9時ごろ、大和郡山市杉町の郡山署 ![]() 身柄を移される塚本泰彦容疑者=8日午前8時55分ごろ、桜井市三輪の桜井署 |
大和郡山市長安寺町の医療法人雄山会「山本病院」(破産手続き中)で肝臓手術を受けた男性患者=当時(51)=が死亡した事件で、元病院医局長の塚本泰彦容疑者(54)=大阪府藤井寺市、業務上過失容疑で逮捕=が「病院を辞めさせられるのが嫌で、理事長の指示に逆らえなかった」と逮捕前の事情情聴取で話していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。 さらに、塚本容疑者は元理事長の山本文夫容疑者(52)=同容疑で逮捕=に「『肝臓はもうかる』と言われた」と逮捕前の事情聴取で話していたことも判明。両容疑者が診療報酬目当てに、故意に「がん」と診断して男性患者に肝臓手術をした疑いも持たれ、県警は傷害致死容疑の立件も視野に入れて慎重に調べを進める。 捜査関係者によると、男性患者は平成18年1月から肝臓疾患などで同病院に入院。院内で実施した肝臓の検査で、当時の放射線課医師が男性患者の肝臓腫瘍(しゅよう)を「良性」と診断したにもかかわらず、山本容疑者が塚本容疑者らに指示して手術を強行したとみら… |
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