「三宝」づくりピーク - 正月控え下市町
2009年11月30日 奈良新聞
![]() 正月をひかえ、ピークを迎えている下市町の伝統工芸、三宝 |
下市町が全国シェアの9割近くを占める三宝(県伝統的工芸品)の生産が正月を前にピークを迎えている。 仕事場には材料となるヒノキの板の良いにおいが漂う。同町下市の木工所経営、北浦孝治さん(59)は「粘りとつやと香りが違う。吉野のヒノキはやはりいい」。同町特産の割りばしと同様に、吉野材の丸太から建材を取った後の「背板」を活用した産業として栄えてきた。 床の間のない家が増え、正月でも餅を食べる人が減ったりで、昭和50年代と比べると生産量は半分ほど。それでも神前の供物には欠かせず、周辺4軒の生産者で年間約17万個をつくる。組み立ては手作業。1月から盆までは部品を加工、間をおいて10月ごろから組むことで、やにが出るのを抑えられると… |
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