2009年11月5日 奈良新聞
レストランでの出来事。店員さんに割引き会員の登録を勧められたのだが、携帯電話でQRコードを読み込む手続きができず立ち往生となった。
パソコンを初めて買ったのが30年前。インターネット歴も15年。ただ携帯の多機能化には乗り遅れ、今や時代に取り残されている自分に気付いた。
差し当たって必要ないからと無視していると、いつの間にか新しい知識が世間の常識になっていて、自分だけが時間のロスや不利益を被る―いうケースは、なにも電子機器の分野に限らない。
例えば社会福祉も新制度に次々対応していかないと深刻な問題にぶつかる。将来も修正は利くが、何も知らなければ不満を訴える機会すらなくす。
また権利に敏感になることは政治家ら権力者の横暴を防ぐためにも欠かせない。弱い立場の人を救うセーフティーネットの重要性とともに、社会の変化についていく努力も怠るべきではない。
携帯電話の使い方はともかく、生活に身近な現代を知り、正確な知識を身につけるには新聞を読むのが良い。これは自己PRであると同時に、新聞づくりへの自戒でもある。(松)
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