「自浄」「交代」選択悩み - 保守地盤の4区・吉野郡【09衆院選】
2009年8月24日 奈良新聞
今回の衆院選で、過疎に悩む吉野郡の有権者の判断も気になるところ。4区の大票田は橿原市などとはいえ、接戦になるほど地方票が重要になるのも確か。もともと保守地盤だが、これまでの政策の影響と公約をどう判断するかが結果を左右しそうだ。
2年前の統一地方選で村議選の立候補者の欠員が定数の6分の1を超え、全国的にも異例の再選挙となった上北山村。議員報酬が月額16万円と低いこともあるが、過疎化による人材難も理由の一つとみられる。今月1日現在で人口は712人、65歳以上の高齢化率は42.1%だ。
再選挙で無投票当選した同村西原の森脇郁雄村議会議員(67)は「過疎化自体が当たり前で、解決策が見当たらない」「村を支えるのは林業しかないが、悪くなって20年近く、材価は3分の1になった。確かに、ひも付き補助金で地方の借金は膨らみ、構造改革は田舎には厳し過ぎたが、党内の見直しに期待したい」と、今回も自民党を支援する。
下北山村の上平一郎村長(58)は「国の市町村合併推進で苦労したが、6月の総務省29次地方制度調査会の答申で『今後強制合併はしない』と出されて、ほっとしたところ。政権交代になればまた変更されないか」と、不安を口…
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