選挙サンデー 熱い火花 - 「政権」問い大和路舌戦【09衆院選】
2009年8月24日 奈良新聞
30日投開票の衆院選で、選挙戦最後の日曜日となった23日、橿原市選挙管理委員会と同市明るい選挙推進協議会は同市曲川町のショッピングセンター「イオンモール橿原アルル」で投票を呼び掛ける街頭啓発実施。明るい選挙のイメージキャラクター「めいすいくん」の着ぐるみも登場してアピールした。一方で、県内4選挙区の各候補者らは声を枯らして支持を訴え、終盤へ向けて熱気を帯びてきた。
自民、民主両党の陣営が「政権選択」をかけて火花を散らしている県内各選挙区の中でも、最も激戦とみられる2区では、「塩爺(しおじい)」の愛称で知られる元財務大臣の塩川正十郎氏が生駒市の近鉄生駒駅前で約300人(陣営発表)の市民らに、自民と同党候補者への支持を呼び掛けた。
塩川氏は、政権交代を主張する民主の政権担当能力と政策の財源のぜい弱さを批判。「無駄を省いたところで10何兆円の財源は出てこない。有権者をだますのはけしからん」と一喝。自民候補者については「まじめにこつこつ勉強し、ちゃらんぽらんなことのできない人物。自民党も改革しないといけないが、そのためにきちっとした性格の政治家が必要」と支援を求めた。
これに対し民主陣営は「政権交代隊」と称し、近鉄生駒駅周辺で「桃太郎」作戦。ボランティアら約30人が候補者とともに歩いた。
同陣営では候補者の好みだというピンク色をイメージカラーに設定。全員がピンク色のシャツに身を包んだ別名「ピンク隊」は、「政権交代で暮らしを守ります」「みんなの年金守ります」などのスローガンを訴えた。
3区では、民主陣営が夕方、近鉄箸尾駅周辺の住宅地で広陵町長や地元議員らとともに桃太郎。人通りは少なかったが、地蔵盆で集まっていた主婦らに行き会うなどして、候補者は1人1人に握手を求めていた。
一方の自民陣営は徹底したミニ集会作戦で、支持浸透に全力を上げた。
また4区の民主陣営はスタッフ13人が自転車隊を編成。橿原市内を一列になって回り、支持を訴えた。炎天下の中での活動となったが、国道や主要幹線道を走りながら沿道に呼び掛けた。
自民党候補は50カ所以上のスポット演説に汗を流した。
1区では、勢いに乗る民主陣営とそれに迫る自民陣営が、無党派層の取り込みを狙い奈良市西部で“接近戦”を展開。民主陣営は帝塚山、千代ケ丘、五条、西大寺などを中心に回り、自民陣営も富雄、帝塚山、鶴舞、中登美ケ丘などを巡回し、舌戦の火花を散らした。
このほか、候補者を擁立している共産党も1、2、3区で街宣活動を展開して支持を訴え、4選挙区すべてに候補者を立てている諸派も街宣活動を行った。
記事の詳細は本紙をご覧下さい ⇒ 【 奈良新聞を購読する 】
















