生き残りへ県都の死闘 - 公明、共産 決起集会【09衆院選】
2009年8月22日 奈良新聞
![]() 勝利へとボルテージが上がる公明党の決起集会=21日夜、奈良市登大路町の県文化会館国際ホール ![]() 駅前で気勢を上げる共産党のナイター街頭演説=21日夜、奈良市のJR奈良駅東口 |
「政権選択」をかけて自民、民主両党が「大物」を相次いで送り込むなど、衆院選でし烈な票争いを展開する県内で、大政党の風に弾き飛ばされまいと、比例区を軸に“生き残り”を目指す公明、共産両党も大票田の県都・奈良市で相次ぎ「決起集会」を開催。党一丸となり、死力を尽くし有権者にアピールする。 公明党県本部(岡史朗代表)は20日夜、奈良市登大路町の県文化会館国際ホールで1100人(主催者発表)の「党演説会」を開催。8つの小選挙区を含め、31議席以上の獲得を目指す今回の総選挙を「正念場」(岡代表)と位置づけ、「訳の分からない逆風が吹いているが、風はいつかは止む。一対一の対話で、党がやってきた実績をアピールしてほしい」と支持拡大を訴えた。 与党政権の危機だけでなく、公明自身の浮沈がかかる選挙だけに「われわれは自民に続いていただけでない。アクセル、ブレーキを踏み分ける役割で国民生活を守り抜いた」と存在感を示し、民主攻撃のボルテージを上げた。公明の近畿比例2位の候補とともに、自民県1区の元職候補も駆けつけ、「公明の推薦で勇気百倍。公明は、自民には足りない社会福祉などの分野で大きな仕事をしていただいている」と持ち上げた。 一方、共産党県委員会(沢田博委員長)は21日夜、JR奈良駅東側で市田忠義党書記局長を迎え初の「ナイター街頭演説会」を開催。1500人以上参加(主催者発表)の集会には1、2、3区の小選挙区候補らがそろい踏み。この日、党擁立候補のいない4区で共産への支持を訴えた近畿比例3位の候補者も駆けつけた。 「自公政権から民主党を中心とした新政権へ」の移行をにらみ、「建設的野党」の立場を全面に出す共産だが、頼みの比例でも「民主の風」にあおられかねない状況に、「浮動票、無党派層への働き掛けを」と行き交う人の視線が集まる駅前で演説会を開催。 候補者らは口々に「雇用を守れ、と戦い抜いてきた党の姿を若者たちは知っている」などと訴え、党の存在をアピールした。 |
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