馬渕、引き離し躍起 - 09衆院選 序盤の情勢【1区】
2009年8月21日 奈良新聞
1区は、「追い風」に乗り他候補を引き離しにかかる民主党前職の馬淵澄夫(49)に、約4年ぶりの雪辱を狙う自民党元職の森岡正宏(66)と共産党新人の井上良子(45)が挑む。諸派新人の栗岡真由美(49)も独自の支持基盤を背景に粘り強く戦う。
馬淵は公示以降、市内全域を回り、スポット演説などをこまめにこなす。後援会を軸に基礎票を固めるとともに、普段から活動の場としている市西部の浮動票、さらには自民党支持層が多いといわれる農業、建築業関係者の元へも出向き、支持拡大を図っている。
全国遊説で本人不在の時間も多くなるが、田尻匠・党県選対本部長は「準備は万全」と自信を見せる。馬淵を推薦する連合奈良も「最後までやりきる」と、人的支援や組合内の組織固めに力を入れている。
森岡は無党派層の得票を狙い、後援会をあげて奈良市西部地区を重点街宣。公示後は「保守一本化」を約束した鍵田忠兵衛・前衆院議員の協力を得て、東部や旧市街地の戦いに弾みをつける。
推薦を受ける公明党票の取り込みにも精力的だ。20日夕、近鉄大和西大寺駅前で公明前職の西博義(近畿比例)の街頭演説に合流。夜には党の決起集会にも参加し「自公連立政権」の支持を訴えた。
出口武男・党県選対本部長は「保守王国を支える支持層の掘り起こしにかかる」と電話や個人演説の動員要請に躍起だ。
井上は、奈良市議選で当選した市議7人の合計得票数約2万4000票の上積みを図る。
西川哲生・共産党奈良地区委員長は「手応えはある。無党派層に訴えが浸透するかどうかはこれからが勝負」。21日の市田忠義・党書記局長来県で勢いをつけたい。
栗岡は支援者回りをこまめにするとともに、19日には幸福実現党総裁の大川隆法が来県。知名度不足の挽回(ばんかい)に懸命だ。
記事の詳細は本紙をご覧下さい ⇒ 【 奈良新聞を購読する 】

















