[田野瀬氏]まず企業を元気に/[大西氏]地方経済立て直す - 県4区公開討論会
2009年8月14日 奈良新聞
次期衆院選(18日公示、30日投開票)に向け、県4区立候補予定者による公開討論会が13日、橿原市大久保町の県社会福祉総合センターで開かれた。橿原、吉野、五條、桜井各青年会議所が主催。自民党公認の前職、田野瀬良太郎氏(65)と民主党公認の新人、大西孝典氏(53)が、衆院選の争点となる課題や政策について一騎打ちで論戦し、会場を訪れた約200人が真剣な表情で耳を傾けた。
同じく4区からの立候補を表明していた政治団体・幸福実現党の新人、赤松明宏氏(52)は体調不良を理由に欠席した。
国の将来ビジョンについて、田野瀬氏は「スリムで瞬発力のある日本をつくりたい」、一方の大西氏は「将来、人と地域を大切にする社会をつくりたい」と見解を述べた。
有権者の関心が高い景気回復に関しては、田野瀬氏は麻生太郎首相の景気対策を評価し「企業、業界、団体を元気にした上で国民も元気にする」と提案。大西氏は外需依存の日本経済に対し「地方の経済を立て直すことから初めなければならない」と訴えた。
これも大きな争点の一つになっている地方分権問題では、田野瀬氏が「国から地方への決定プロセスが遅い」と指摘し、国会と地方議会のスリム化を主張。大西氏は「将来的に広域連合や市町村合併、道州制がありうる」として、基礎自治体へ権限委譲する考えを示した。
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