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実った「砂漠のスイカ」 - 御所・秋津集落で成功

2009年8月12日 奈良新聞

収穫したカラハリスイカを手にする秋津集落営農組合員=11日、御所市室のJАならけん秋津支店

 JАならけんが御所市で、カラハリスイカの生産に成功した。アフリカの砂漠に野生するスイカで、果汁は美容、健康に効能があるとされ、健康飲料などとして製品化されている。今後、安定生産によって遊休地の利用など地域農業活性化への期待がかかる。

 JАならけんが秋津集落営農組合(辻井義治組合長、18人)に生産を委託。30アールの遊休地に5月11日に苗を植え、7月31日から収穫を始めている。

 カラハリスイカは過酷な環境に生育するため、抗酸化作用が強いシトルリンを大量に蓄積するなど生命力が強いという。1個2~4キロで一般のスイカより1回り小さく楕円型。面積あたりの数量が多く、収益率は高い。同組合は今回、計9トンの収穫を見込んでいる。

 辻井組合長は「乾燥地帯の作物なので、湿度の高い日本では試行錯誤があったが、うまくいったのではないか。今後は栽培面積を広げていきたい」と話していた。

 カラハリスイカの生産、商品化は、JАならけん、奈良先端科学技術大学院大学発のベンチャー企業・植物ハイテック研究所、田村薬品工業による農商工連携事業。

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