きょう4強激突 - [一条-天理][郡山-畝傍]【高校野球】
2009年7月24日 奈良新聞
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第91回全国高校野球選手権大会奈良大会は雨天による一日順延できょう24日、県立橿原球場で一条―天理、郡山―畝傍の準決勝2試合を行い、翌25日に行われる決勝の対戦カードが決定する。 今大会はシード4校のうち一条、郡山が勝ち進んだ一方、大和広陵、法隆寺国際は激戦の末に敗退。昨年まで同大会2連覇の智弁学園は郡山、同準優勝の奈良大付は桜井に敗れた。各校のこれまでの勝ち上がりをもとに、準決勝の戦いを展望する。 一条は春季近畿地区大会を制したまとまりがより強固になり、各選手が持ち味を発揮する個性的なチームに成長。先頭の勅使河原、2番・山根の機動力を尾原、阿久、矢野の主軸ががどう返すか。3回戦で2失点完投した2年生左腕・片山も主戦の実力を身につけた。 ノーシードからの挑戦となった天理は初戦でやや不完全燃焼の感があったが、回を追うごとに本来のきびきびとしたプレーを取り戻し、4試合で失策2の安定した守備と1試合2本の満塁弾で県大会記録を作った大西らに代表される強打で勝ち上がってきた。 ともに打撃でリズムに乗りたいチーム。一条は3回戦で御所実に先制を許し、先手必勝の思いを強くした。天理は準々決勝で高田商の好投手・川上の攻略に苦しんだ。 「序盤の得点で流れをつかみたい」(兼本監督)一条と、強力打線で先発投手を打ち崩したい天理。両投手の立ち上がりと、試合中盤から後半にかけての継投の判断が勝敗を分けそうだ。 郡山は無駄のない堅実なプレーが光る。3試合で5つの併殺で相手の攻撃の芽を摘み取り、21の四死球でそつなくペースを握る。記録には表れない各選手の打球の速さや、攻撃的ともいえる果敢な守備に森本監督の指導が結実している。 打線は先頭の広長から足を絡めて攻めたて、主将の3番・大杉はチーム最多安打。投手陣は大江、上西、児玉が2試合を経験。智弁学園の激しい反撃を耐え抜いた経験を力に変え、いずれも劣らぬ活躍が期待できる。 畝傍は郡山に比べると苦戦が続いたが、2度のサヨナラを経験し苦境での集中力と1点に懸ける執念は秀逸。郡山・森本監督の薫陶を受けている百合監督は春季大会の大敗を教訓に「無欲で、無心に」臨む覚悟でいる。 今大会で復調の兆しを見せる主戦・赤木投手は前回の対戦で終盤に短いイニングを投げ、逆に自らの投球に手応えを感じたという。勝負強さに自信のある4番・石田主将は守備とバットで投手を支える決意を固めている。 |
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