町、地裁決定に即時抗告 - 下市の入学拒否
2009年7月3日 奈良新聞
体が不自由なため車いすを利用する下市町の谷口明花さん(12)が、設備の不備を理由に町教育委員会から公立中学校への入学を拒否され、両親とともに町などを提訴した問題で、町は先月26日に奈良地裁が出した仮通学の決定(仮の義務づけ)を不服として、1日付で即時抗告していたことが2日、分かった。ただ通学は認め、きょう3日から、明花さんは小学校時代の仲間とともに中学校に通うことになった。
町と町教委は「仮の義務付けを真摯(しんし)に受け止め、仮の就学を決定した。抗告については係争中でコメントできない」としている。
明花さんと母親の美保さん(45)に抗告の知らせが入ったのは2日午前10時半ごろ。堀教育長が自宅を訪れた。前日は入学準備を進めていることを伝えに訪れており、この日は「抗告と入学とは別」と説明を受けたという。美保さんは「通学については前向きに明るく送り出したい。抗告は残念なことだが、裁判は弁護士に任せるだけ。明花の笑顔を3カ月間守ってきたつもりだが、これからは別の笑顔を守りたい」と…
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